授業と学習指導

未来を見すえた、きめ細やかな「授業と学習指導」

生徒一人ひとりに対して、学びのエンジンと探究力を高めます。中学学力推移調査と中学校総合学力試験を通して、生徒の力をしっかりと分析し、客観的データを基に学力を伸ばしていきます。また担任のほかに複数の副担任を配し、学年全体できめ細かいサポートに努めています。

POINT 1

夢や目標に合わせた習熟度別クラスで確実に学力を定着

「英語」の授業では、4技能をバランスよく、きめ細かく。のびのびとした環境で、安心して音読やペアワークに取り組み、仙台白百合学園伝統のメソッドで基礎力を付けていきます。中学生のうちから将来を見据えた資格試験にも挑戦します。また、オンラインで外国人の先生と一対一で会話をするプログラムも取り入れています。「英会話」はネイティブ・スピーカーの先生の授業で、習熟度別オール・イングリッシュ。そのほか、フィリピンやポーランドなどから来校する短期留学生も多く、日常生活の中で異文化に触れたり友情を育んだりすることもできます。

POINT 2

週5日間、7時間授業
国公立中学校より豊富な授業数を確保

2018年度より週5日×7時間授業がスタート。文部科学省の定める基準を上回る授業数を確保しています。教員は中・高の指導を兼任。6年間の一貫指導が可能です。各種検定資格試験には長期休みに加えて平日の課外講習で対応。1人1台タブレット端末も導入し活用しています。

POINT 3

新・大学入試対応
論理的な思考を育てる「ロジカルタイム」

課題の発見と解決のために、主体的・協働的に学ぶ「ロジカルタイム」を新しく導入しています。週1回、授業の一環として全学年の生徒が対象。2021年度からスタートし、新しい大学入試制度を見すえて、主に思考力・判断力・表現力を身につけるために、国語と数学における取り組みで、一人ひとりの学びのエンジンを高めます。

ロジカルタイムの取り組み

コラム写し

新聞のコラムを一定時間内で書き写すコラム写しは、速く正確に書き写すことが求められるため、集中力、注意力が鍛えられます。また分からない言葉を辞書で調べることにより語彙が増え、コラムの内容を要約することで読解力を高めます。コラムにはその時の時事ニュースを選ぶため、時事問題にも関心が高まります。

国語表現

『ロジカル国語表現』では、論理的思考力(筋道を立てて考える力)と創造的表現力(考えたことを相手に伝えようと表現する力)を伸ばすことを目的としています。中学1年次でのコラム写しで養った、「文章を速く正確に書き写す力」に加え、中学2年次では、文章を書く上で必要となる「論理的に表現する方法」を学びます。「書くことの基礎」「論理のしくみ」に関する知識を身につけ、3年次には「論理の実践」として、文章を書く演習を行います。文字で表現するだけでなく、グループワークなどを通して、口頭で表現する経験も積むことで、自分の言葉で伝えていく力を身につけていきます。

数学ラボ・アドベンチャー

主に算数・数学思考力検定問題集を用いて、授業を展開しています。「数学の勉強」ではありません。数学で得た知識を使いながら、頭をやわらかくする面白い問題に取り組みます。数学の得意な生徒も、「ちょっと数学は…」という生徒も楽しみながら、グループで解き方を相談したり、別の解き方を探したり。そして見つけた解き方を発表し、クラス全員で学びあう。ひとつの問題に対してさまざまなアプローチがあることを共有しながら、じっくり腰を据えて考える能力、物事を多角的に分析する能力、発表を通しての表現力などを高めていきます。

仙台白百合学園伝統の漢字10分テスト

中1から高3まで、年10回程度開催。くり返し練習することで確実に定着させます。社会に出てからも役立っている!という卒業生の声も多数。年1回「漢字コンクール」も開催されています。

先生とのやり取りでやる気アップ!
学習プラン手帳

家庭学習の計画やどれだけ勉強したかを記録します。
計画を立てる習慣をつけることで、勉強と部活をしっかり両立。充実した学園生活をサポートする取り組みです。